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2020.03『土地選びでの落とし穴!?』

2020.03 特別号『土地選びでの落とし穴!?』

いつもありがとうございます。

ISP HOME社長の飛世です。

 少しずつ陽の高さとともに雪解けが進み、春の足音を感じる日が増えてきておりますが、新型肺炎やインフルエンザなど、気を緩めることが出来ない日々が続いております。それでも、今年こそは念願のマイホームをと思っているあなたは、Webサイトや情報誌で、土地探しを始めている頃かも知れませんね。 

 

 そんなあなたに質問です!

 マイホームを考えている方にとって、その地に一生暮らすことになるであろう土地選び。あなたにとっての「理想の土地」とは、どんな土地ですか?

 一昔前の土地探しは、不動産情報誌や新聞チラシなどを頼りに情報を探し、気に入った土地があれば不動産屋さんへ問い合わせていた時代でしたが、今ではインターネット上のWebサイトで、簡単に土地探しができてしまう時代です。「この値段の土地ならいいかも!小学校も近いし、しかも貯金で全額なんとかなりそう・・・?」「マイホームを建てるなら、土地を先に取得しなきゃ・・・!」「大手の不動産会社なら失敗しないだろうし・・・!?」

 

・・・ちょっと待って!本当にそれでいいですか?

知らなかったでは悲しすぎる!!あるある「土地選びでの失敗談」に先月号に続き触れてみたいと思います。

3.えっ!今どき上下水道入ってないの?

 誰もが「あって当たり前」だと思っていた、水道、下水にガス管。今どきライフラインが、未整備地区なんてあるの?と思う方もいるかもしれませんが、近くに主要道路までは、それぞれ配管が来ているのに、買おうと決めていた敷地まで配管が来ていない、と言うことが意外とあるのです。水道、下水、ガス管を、何十メートルも自己負担で引き込まなければならないケースも。あるいは、管は引き込まれているけれど、古い規格で口径が細く、昨今の災害には適していないので、交換が必要と言ったトラブルもありえます。

4.他にも、あるある、こんな落とし穴!

 傾斜地や雛壇のようになっている土地は、軟弱地盤と同様に注意が必要です。宅地を造成した際に、沢を埋め立て盛土がされている可能性があるからです。また、敷地内に崖がある場合は、行政から災害危険区域などの指定がされている場合があります。災害時に土砂崩れや地盤崩壊を防ぐための擁壁(土留め)をつくらないと家を建てることができません。その擁壁は、土圧などに耐えうるコンクリート製で、一定の強度が必要となるため、出費はかなり大きくなります。前面の道路幅が狭い土地も要注意です。

 資材搬入にあたり大型車や重機などの車輌が入れないと、小型車による運搬が必要になりコスト高になることも・・・気に入った土地が見つかった場合、どんな家を建てるかよりも、どんな暮らしをしたいのかを優先的に考え、不動産屋さんに相談する前に、建築のプロに相談されることをお勧めします。 最後までお読みいただきありがとうございました。

飛世

2020/05/31

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