おウチのおとも2020年1月号
今月のテーマ
新年の由来
あけましておめでとうございます。皆さまは、どのようなお正月を過ごされましたか?
新年というのは、すがすがしさを感じますが、もともと新年は1月ではなく、穀物の種をまく立春の頃だったそうです。私たちのご先祖さまの多くは農耕を生活の糧としていましたが、そうした人々にとって春は農作物が芽を出し成長するうれしい季節。
春の始まりと共に、その年の豊作を祈り祝ったことが1年の始まりとなりました。お正月によく使われる“新春”という言葉も当時の名残だそう。“めでたい”という言葉も「芽出度い(芽が出る)」から来たといわれています。
田畑を守り、豊作をもたらす穀物の神=年神さまを新年に迎えるために祝うお正月。その飾り付けやおせち料理も、年神さまを迎える準備の一環です。お正月のシンボル“門松”は、山から降りて来る年神さまの目印ですし、“鏡餅”は年神さまへのお供え物、しめ飾りは汚れをはらう物と考えられています。
こういったお祝いは、明治6年にグレゴリオ暦が採用され、今のように新年が1月1日となった現代にも受け継がれています。
ところで、戦前まで初詣は住んでいる土地の氏神さまが祭られる社寺に参拝するのが一般的でしたが、昭和のマイカーブーム以降、有名な社寺に参拝する人が多くなったといわれています。その理由は、交通安全祈願。マイカーブームに伴って交通事故も増加したため、1960年前後から交通安全を祈願する初詣が一般化。
それが氏神さま以外の社寺へ参拝する初詣が定着した一因というわけです。時代によって祭る神様が変遷していくのは面白いですね。
さて、本年もお世話になりありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
記録的に雪が少ない年末年始でしたが、北海道の冬はこれからが本番。風邪などひかれませんように。本年もよろしくお願い申し上げます!
それでは!飛世でした。
家事貯金をためよう!
それなら少しでもラクに、無理なくこなせるに越したことはありません。今回は、家事のストレスがラクになるヒントをいくつかご紹介♪ 時間がなかなか取れない人は、お掃除家電や家事代行サービスをお願いするのも手ですよ♪
家事貯金のヒント
➊ 家事について考える時間を減らす |
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食事作りや掃除など、家事には終わりがありません。そのため、献立は1週間分考えてまとめて買い物する、水回りの掃除は月曜、掃除機がけは火曜日というように作業をルール化すると家事について考える時間を減らすことができ、空いた時間を他に充てられます。 |
➋ 収納を使いやすく |
収納は、使いたい物が使う場所の近くにあり、出し入れしやすいかどうかが大切。物の収納場所は必ずラべリングし、誰もが戻しやすい状態にしておくことも使いやすい収納をキープするコツです。 |
➌ 家族に協力してもらう |
真面目な人ほど一人で家事を抱え込みがち。家族で「使った物は元に戻す」「自分の持ち物は自分で管理する」といったルールを決めて、協力してもらうことで家事の負担が少なくなります。 |
家族の健康相談室
Q.おなかにガスがたまりやすく、外出先で困ってしまいます。原因と対策を教えて!
A.ガスがたまる原因は、早食いによって食べ物と一緒に空気が体内に入ったり、暴飲暴食で腸に異常発酵が起きたりすること。
この他にも、便秘や冷え、運動不足によって腸の働きが悪くなる、デスクワークで腸が圧迫される、ストレスで空気を飲み込んでしまう、といったことが原因のケースも。対策は早食いを避けて食事はゆっくり食べること。
また、便が腸に長くとどまるほど有害ガスが発生しやすくなります。便秘解消のため、食物繊維や腸内環境を整えるビフィズス菌など善玉菌を食事に取り入れたり、定期的な運動も効果的。さらに、ガスはなるべく我慢せずに出しましょう。
公共の場では難しいですが、自宅やトイレではしっかり出すことがガスをためないコツです。
目からウロコのおそうじ術
<シルクスカーフのお洗濯>
シルクは色落ちしやすい素材ですが、なんと酢が役立ちます。シルクスカーフ1枚に対し、洗面器に水とおしゃれ着用中性洗剤を表示量分+食酢大さじ1を入れ、スカーフを浸します。
5分ほどつけ置きした後、水を3回ほど換えながら、軽く振り洗いを。スカーフは絞らずバスタオルに挟み、水気を取ったら、シワを伸ばしてハンガーに掛け、風通しの良い室内に干しましょう。
仕上げは、裏面を低温で丁寧にアイロン掛けすれば終了です。
ワンポイント
洗剤液への浸け過ぎは色落ちの原因に。注意しましょう。
家事の合間の30分でリフレッシュ!
~おいしいコーヒーの入れ方~
家事や育児、仕事の合間のひととき、コーヒーを楽しむ人も多いのではないでしょうか。
最近では赤ワインに匹敵するポリフェノール量が含まれていることが話題になり、その健康効果も注目の的。
今回は、最も簡単なコーヒーの入れ方“ペーパードリップ”でおいしく入れる方法をご紹介します♪
<ペーパードリップの入れ方>
[手順(1杯分)]
① 器具を事前に温める
ドリッパーやサーバーなどの抽出器、カップはお湯を掛けて、温めておきます。
② お湯は95℃が適温
お湯は、湯が沸騰し、ボコボコした泡が収まってきたぐらいが適温です。
③ フィルター&コーヒー粉をセット
ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、コーヒーの粉(中挽きの物がベスト。量は10g前後)を入れます。ドリッパーを軽く振り、粉を平らにしておきます。
④ お湯を粉の中心に注ぐ
コーヒーの粉の中心に少量(20ccほど)のお湯を注ぎ、20秒ほど蒸らします。続けて粉の中心に「の」の字を書くように80cc→40cc→20ccの分量を静かに注ぎます。
※フィルターの壁面にかからないように、お湯を注ぐのがポイント!
リモコン
繊細な子ども
旬の食材の冷凍&節約レシピ
かぶ
かぶは葉と実を分け、実の部分は皮をむき、丸のまま、または一口大に切って冷凍を。
葉はさっとゆで、水気を絞って刻んで冷凍します。実は冷凍のまま煮物や炒め物に、葉も冷凍のまま味噌汁や仕上げの青みとして料理に散らして使用します。
さっぱり♪ かぶのレモンたらこマリネ