おウチのおとも2020年4月号
今月のテーマ
根付き始めた? イースター
昼夜の寒暖の差が著しいですが、今年は雪解けも早く北海道の遅い春の訪れを感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
ここ数年、TVのニュースやお店などで「イースター」という言葉を耳にしたり、イースターがテーマのイベントや商品を目にしたりする機会が増えていますよね。蛇足ですが、モアイ像で有名な「イースター島」もイースターの日に発見されたことから名付けられたそう。
さてこのイースター、キリスト教と深い関わりがあり、イエスが処刑された後によみがえったことを祝うお祭り(復活祭)です。お祭りの日は流動的で、毎年春分の日以降、最初の満月の次の日曜日で、2020年の場合は、4月12日になるそう。
また、イースターを象徴するものといえば、ウサギと卵ですが、ウサギは子だくさんなことから「豊かな生命の象徴」として、卵は、動かない卵から命が生まれることから「キリストの死と復活を表すもの」として復活祭のシンボルになっています。
キリスト教圏のヨーロッパの国々では、卵に色や模様を付けた「イースター・エッグ」を部屋に飾ったり、卵型のチョコレートを庭などに隠して探す「エッグ・ハント」という遊びをすることが多いそう。国によって楽しみ方も多少異なり、グルメとアモーレの国イタリアでは、チョコレートで作られた卵の中に宝石を隠したりすることもあるとか。子どもだけじゃなく大人も楽しそうなイベントですね。
イースターには、キリストの復活祭とともに、春を告げる祭りという意味合いもあるようです。これはキリスト教と土着の文化が混じり合ったためだそうですが、ここ日本でも日本文化と「イースター」がどのように融合していくのでしょうか。キリスト教圏のお祝いの仕方を頭に置きつつ楽しみに見守っていきたいです。
それでは!飛世でした。
物の捨て時のヒント
「まだ使えるから」「思い出の品だから」。そう言い続けて何年も部屋の片隅で眠ったままの物はありませんか?
今暮らしにくいと感じていたり、なんとなくモヤモヤしているなら、それらを処分する良いタイミングかもしれません。
捨て時のヒント
<適正量の考え方> |
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物を捨てる前に、なにがどの程度必要か物の適正量を考えると、処分しやすくなります。例えば、布団カバーや敷布団シーツは、家族の人数×各2枚など。その基準を目安にすると処分がはかどります。 |
➊ キッチン ※以下は処分の目安です。 |
2年以上使っていない調理家電や鍋。変色したり、ふたが閉まりにくくなった保存容器。保冷剤は、3個程度を残し処分。 |
➋ 下駄箱 |
足に合わない、2年以上履いていない靴。紙の靴箱は湿気を吸うので、長期保管の靴はプラスチックのシューズケースに入れ替えを。 |
➌ その他 |
1年以上使っていない健康器具、使用期限を過ぎた薬、開封して半年以上経った化粧品、保証期間が過ぎた保証書。お守りやお札、だるまは寺社に返却、または清めの塩と一緒に封筒に入れて処分を。 |
家族の健康相談室
Q.先日、友人が「寒暖差アレルギーなの」と言っていました。そんな病気があるのでしょうか?
A.口唇ヘルペスは、病中や病後、ストレス、日焼けなど免疫が落ちている時に唇の端など、唇全体ではなく一部に発症します。
TV番組などで「寒暖差アレルギー」という言い方が広まりましたが、正式な病名としては「血管運動性鼻炎」といいます。症状は、鼻水や鼻詰まり、くしゃみ、咳、不眠、倦怠感などで、アレルギー性鼻炎に似てはいますが、アレルギーによるものではありません。
主な要因は、激しい気温差によって引き起こされる自律神経の乱れ。自律神経は気温に合わせて血管を収縮させたり、拡張させたりしますが対応可能な温度差は7℃程度。それ以上の温度の開きが出たときに先ほどのような症状が出やすくなります。
対策としては、衣服やマスクで調整し寒暖差を減らす、生活リズムを整える、就寝時首周りを冷やさないようにする、などがありますが、投薬治療も可能です。症状がつらいときには医療機関の受診がおすすめ。
目からウロコのおそうじ術
<洗濯したティッシュくず>
ティッシュと洗濯物を一緒に洗ってしまい、衣服に付いたティッシュくずを取り除くのに大変な思いをした方は多いのではないでしょうか。
そんなときは、玉ネギなどが入っている野菜ネットや水切りネットが便利。ネットを手にはめ、ティッシュの付いた衣服の上をなでるようにして払っていきます。するとネットの網目にティッシュが絡まり、簡単に取り除けます。
ワンポイント
ネットの網目が細かい物の方がティッシュくずを取り除きやすくなります。
家事の合間の30分でリフレッシュ!
~手作りアロマソープ~
好きな香りで無添加の石鹸を作ってみませんか? 市販のグリセリンソープを使用すれば、手間も掛からず、作業時間もあっという間。手軽にできるので、お子さまと一緒に作ってみても。
アロマオイルは少し苦手……という方でも、米ぬかやはちみつ、ドライハーブなどを入れて楽しめますよ。
<アロマソープの作り方>
【準備する物】
グリセリンソープ(50g~)、シリコンの型(製菓用でも可)、耐熱容器、スプーン、エッセンシャルオイル(100%天然素材のもの)、ドライハーブなど
【作り方】
① グリセリンソープを2㎝角にカット
② ①を耐熱皿に移し、ラップをして電子レンジで40秒ほど加熱
③ 溶けたグリセリンソープに好きなアロマオイルを重量の1%程度投入(50gなら8~10滴ほど)。はちみつや米ぬか(各全量の10%ほど)の場合もこのタイミングで入れ、よくかき混ぜる
④ シリコンの型に③を注ぐ。ドライハーブを入れる場合は、型の半分ほど注いでハーブを入れてから、残りを注ぐ
⑤ 常温で固まるまで30分ほど放置したら完成!
グラス・コップ類